日本史の大きな転換点と言われる幕末の大事件『桜田門外の変』に関して、標的となった幕府大老井伊直弼(いい なおすけ)はどうなったのか?そしてこの事件は幕末の歴史をどう動かして行ったのかを明らかにします。 『桜田門外の変』とは? まず簡単に100文字説明をいたしますと: 『安政7年(1860年)3月3日朝9時過ぎ頃、未明よりの雪をついて登城中の彦根藩の行列を、尊王攘夷派の水戸脱藩浪士ら1
続きを読む大老井伊直弼は『安政の大獄』で『開国派』を粛清した?なぜ?
幕末日本で開国を求める運動に身を投じている有為の若者に対して、”投獄・拷問・処刑”の弾圧(安政の大獄)を実行し、一部で歴史的巨魁(きょかい)とされている井伊直弼(いい なおすけ)の真相を明らかにして行きます。 安政の大獄って何なの? 簡単に”100文字説明”いたします: 『安政5年(1858年)5月末から始まった、14代将軍の後継争いに端を発した大老井伊直弼による慶喜派と水戸一派
続きを読む大老井伊直弼は本当に独断で開国を進めた?なぜ暗殺されたの?
『開国政策』を進めていた幕府の大老井伊直弼がなぜ開国派の志士たちを弾圧したのか? またなぜ水戸藩の脱藩浪士隊に暗殺されたのか? それらについてすべて明らかにして行きます。 なぜ開国したのか?開国は誰の判断なのか? 井伊直弼が大老に就任したのは安政5年(1858年)4月23日で、問題の『日米修好通商条約』を結んだのは就任約2か月後の6月19日です。 井伊直弼の最初のお仕事は就任直後
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